掲載指標について

このページで公開している指標の簡単な解説です。

打者指標
打率 / 出塁率 / 長打率 / OPS / RC / RC27 / RCAA / RCWIN / XR / XR27 / XR+ XRWIN / BABIP / IsoP / IsoD /NOI / SecA / TA / 平均塁打 /

投手・守備指標
防御率 / 奪三振率 / 与四死球率 /被打率 / 被本塁打率 / 被出塁率 / WHIP / WHIP2 RSAA / RSWIN / 被BABIP / DER / DIPSera / HldR / K/BB

打者指標


打率

 おなじみの指標ですね。ヒットを打つ割合を表しますが単打も長打も等しく扱われるという欠点があります。

<求め方>

        安打
 打率 = ――――――
        打席


出塁率

 こちらもおなじみですね。マネーボールにて脚光を浴びた指標です。
 ちなみに分母に犠飛はあるのに犠打がないのは、犠打には出塁する意図がないからとのことです。
 打率と同様長打の情報を含まない(本塁打も単打も等しく扱われる)欠点があります。


<求め方>

         安打 + 四死球
 出塁率 = ―――――――――――
        打数 + 四死球 + 犠飛


長打率

 こちらもおなじみですね。塁打ごとにウェイトを付け打率の欠点を補った、率なのに1を超えることもある指標です。


<求め方>

        塁打
長打率 = ―――――
        打数


OPS (On-base Plus Slugging)

 簡単に求めれるわりに得点能力と相関があるとされ、近年注目されつつある指標です。


<求め方>

 OPS = 出塁率 + 長打率


RC (Runs Created)

 Bill James氏により考案された個人の得点創出能力を表す総合指標の一つです。
 幾つか種類が存在しており、当サイトではRC2(2002バージョン)と呼ばれるものを使用しています。
 打席が多いほど大きくなる傾向あります。 
 基本的には{出塁能力(A) × 進塁能力(B)}/出塁機会(C) をベースに考案されています。


<求め方>

 A = 安打 + 四死球 - 盗塁死 - 併殺打
 B = 塁打 + 0.26×四死球 + 0.53×(犠飛 + 犠打) + 0.64×盗塁 - 0.03×三振
 C = 打数 + 四死球 + 犠飛 + 犠打

        (A + 2.4×C) × (B+3×C)
 RC = ――――――――――――― - 0.9×C
               (9×C)  


RC27 (Runs Created per 27 outs)

 RCを利用して、ある特定の一人で一試合を戦った場合、平均何点とれるかを算出した指標です。
 RCは打席が多いほど大きくなる傾向がありますので、打席数の異なる選手を比較する際に便利です。
 RC/打席も同様に打席数の異なる選手を比較する際に使います。


<求め方>

                   27 × RC
 RC27 = ―――――――――――――――――――――
       打数 - 安打 + 犠打 + 犠飛 + 盗塁死 + 併殺打


RCAA(Runs Crated Avove Aerage)

 RCを用い、リーグ平均の打者と比較して、その打者がどれだけの得点をもたらしたか(失わせたか)を表す指標です。
 RC+と名称が違うだけで内容は同等です。


<求め方>

 RCAA=(RC/打席数 - リーグ平均打者のRC/打席数) × 打席数


RCWIN

 RCを用い、リーグ平均の打者と比較して、その打者がどれだけのチームの勝利をもたらしたか(失わせたか)を表す指標です。
 10 × sqrt(リーグの一イニング当たりの(得点+失点)) はチームに1勝をもたらすために必要な得点を表します。


<求め方>

                    RCAA
 RCWIN = ―――――――――――――――――――――
       10 × sqrt(リーグの一イニング当たりの(得点+失点)) 


XR (eXtrapolated Runs)

 RCと同様個人の得点創出能力を表す総合指標の一つです。こちらも打席数が多いほど大きくなる傾向があります。
 過去のメジャーリーグのチーム成績を元に重回帰分析を行い修正を加えて式を決定したものと思われます。


<求め方>

 XR= 0.50×単打+0.72×二塁打+1.04×三塁打+1.44×本塁打
     +0.34×(四球+死球−故意四球)+0.25×故意四球+0.18×盗塁−0.32×盗塁死
     −0.090×(打数−安打−三振)−0.098×三振−0.37×併殺打+0.37×犠飛+0.04×犠打


XR27 (eXtrapolated Runs per 27 outs)

 RC27と同様にXRを利用して、ある特定の一人で一試合を戦った場合、平均何点とれるかを算出した指標です。
 XRは打席が多いほど大きくなる傾向がありますので、打席数の異なる選手を比較する際に使います。
 XR/打席も同様に打席数の異なる選手を比較する際に使います。


<求め方>

                   27 × XR
 XR27 = ―――――――――――――――――――――
       打数 - 安打 + 犠打 + 犠飛 + 盗塁死 + 併殺打


XR+ (eXtrapolated Runs plus)

 XRを用い、リーグ平均の打者と比較して、その打者がどれだけの得点をもたらしたか(失わせたか)を表す指標です。


<求め方>

 XR+=(XR/打席数 - リーグ平均打者のXR/打席数) × 打席数


XRWIN

 XRを用い、リーグ平均の打者と比較して、その打者がどれだけのチームの勝利をもたらしたか(失わせたか)を表す指標です。


<求め方>

                    XR+
 XRWIN = ―――――――――――――――――――――
       10 × sqrt(リーグの一イニング当たりの(得点+失点)) 


BABIP (Batting Average on Ball In Play)

 打球(バットに当たったボール)のうちヒットになった割合を表します。本塁打は含みません。


<求め方>

             安打 −本塁打
 BABIP = ―――――――――――――――――
        打数 + 犠打 + 犠飛 −本塁打 - 三振


IsoP (Isolated Power)

 平均塁打と同様に打者の長打力をしめす指標です。


<求め方>

 IsoP = 長打率 - 打率


IsoD (Isolated Discipline)

 ヒット以外でどのくらい出塁しているかをあらわす指標です。


<求め方>

 IsoD = 出塁率 - 打率


NOI (New Offensive Index)

 マネーボールに記載されていた指標で、OPSより出塁率を重視しています。


<求め方>

 NOI = (出塁率 + 長打率 ÷ 3) × 1000


SecA (Secondaryl Average)

 通称「第二の打率」。打率から図ることのできない部分を測定するために作られた指標です。


<求め方>

        塁打数+四球+盗塁−安打−盗塁死
 SecA = ――――――――――――――――――――
                    打数


TA (Total Average)

 1アウトあたりにどれだけの塁を得ることができるかを表した指標です。


<求め方>

        塁打数+四球+死球+盗塁−盗塁死
 TA = ――――――――――――――――――――
         打数−安打+盗塁死+併殺打


平均塁打

 一安打あたりに平均何塁打を打つかを表し、打者の長打力を見ることができます。当サイトオリジナル?です。


<求め方>

           塁打
 平均塁打 = ―――――
           安打



投手指標


防御率

 おなじみの、9イニング投げたとき何点とられるかをあらわす指標です。


<求め方>

         自責点 × 9
 防御率 = ――――――――
          投球回


奪三振率

 こちらもおなじみの、9イニング投げたとき何個の三振を奪うかをあらわす指標です。


<求め方>

           奪三振 × 9
 奪三振率 = ――――――――
             投球回


被打率

 ヒットを打たれた割合です。


<求め方>

         安打
 被打率 = ―――――
         打数


与四死球率

 9イニング投げたとき何個の四死球を与えるかをあらわす指標です。
 なお敬遠は除いてあります。


<求め方>

            (四球 + 死球 - 故意四球) × 9
 与四死球率 = ――――――――――――――――
                    投球回


被本塁打率

 9イニング投げたとき何個のホームランを被るかをあらわす指標です。


<求め方>

            本塁打 × 9
 被本塁打率 = ――――――――
             投球回


被出塁率

 打者をどれだけの割合で出塁させたかを表す指標です。


<求め方>

            安打 + 四球 + 死球
 被出塁率 = ――――――――――――――
          打数 + 死球 + 四球 + 犠飛
 


WHIP (Walks plus HIts per Innings Pitched)

 イニング当たり何人の打者を出塁させるかを表す指標です。
 被出塁率の簡易版という風にお考えください。


<求め方>

         安打 + 四球
 WHIP = ―――――――――
          投球回


WHIP2 (Walks plus HIts per Innings Pitched 2)

 WHIPに死球を加え、四球のうち故意四球を除いたバージョンです。当サイトオリジナルです。
 WHIPより正確性は増していると思いますが、被出塁率も同時に掲載してるので中途半端感は否めません・・・。


<求め方>

         安打 + 四球 + 死球 - 故意四球
 WHIP = ―――――――――――――――――
                 投球回


RSAA (Runs Saved Above Average)

 その投手がリーグ平均投手に比べて、どれだけの失点を防いだかを示す指標です。


<求め方>

       - (失点率 - リーグ平均失点率) × 投球回
 RSAA = ―――――――――――――――――――
                   9


RSWIN (Runs Saved Win)

 RSAAを用いてその投手がリーグ平均投手に比べて、どれだけチームに勝利をもたらしたかを示す指標です。


<求め方>

                    RSAA
 RSWIN = ―――――――――――――――――――――
       10 × sqrt(リーグの一イニング当たりの(得点+失点)) 


被BABIP (Batting Average on Ball In Play allowed)

 BABIPの投手版です。本塁打を除く打球(バットに当たったボール)のうちヒットになった割合を表します。
 自チームの守備力にも多少なり影響されます。


<求め方>

                安打 −本塁打
 被BABIP = ―――――――――――――――――
          打数 + 犠打 + 犠飛 −本塁打 - 奪三振

 


DIPSera (Defense Independent Pitching Statistics)

 投手自身の能力によるもの(運や守備につく野手の能力に左右されない指標:四球、死球、本塁打、奪三振)だけで投手の能力を評価した指標です。
 いくつか種類があり、当サイトでは死球、敬遠を加えたものを使用しています。


<求め方>

        (四球 + 死球 - 故意四球) ×3 + 本塁打 × 13 - 奪三振 × 2
DIPSera = ――――――――――――――――――――――――――――― + 3.12
                          投球回  

 


DER (Defense Efficiency Ratio)

 本塁打を除きフェアグラウンドに飛んだ打球のうちアウトになった割合を表します。1-BABIPとほぼ等しいです。


<求め方>
          打席 - 安打 - 三振 - 四球 - 死球 - 失策
 DER = ――――――――――――――――――――――――
          打席 - 本塁打 - 三振 - 四球 - 死球


HldR (Hold Rate)

 自らが出したランナーを本塁に返さない割合を示します。こちらも自チームの守備力に多少なり影響を受けます。
 また、一概には言えませんがこの比率が低い投手はランナーがいる状況に弱かったとも考えられます。


<求め方>
              自責点 - 本塁打
 HldR = 1 - ――――――――――――――
          安打 + 四球 + 死球 - 本塁打


K/BB (Strikeout to walk raito)

 奪三振を四球で割っただけのものですが、コントロールの良さを示すといわれています。
 本来は四球のみで除するのですが当サイトでは四死球-故意四球で除しています。


<求め方>
            奪三振
 K/BB = ―――――――――――――
         四球 +死球 +故意四球